◆いろいろな痛み
腰痛、ぎっくり腰、首の痛み、膝の痛み、背中の痛み、関節の痛み、手足の痛み、歩くのがつらい 等
超音波療法とは
鎮痛、機能改善を目的として、振動刺激を生体深部に投入し、治療に応用するものです。
その振動が生体深部で刺激と熱に変換されます。
組織にダメージを与えず刺激と熱を生体内に投与できる手段です。
深部の患部も直接温める立体加温
超音波が生体組織に照射される際に生じる熱で、温熱作用を発生させ、超音波が到達している範囲を立体的に温めることができます。
ホットパックや遠赤外線など体表面を温める伝導加温では、体表面でエネルギーが消費されてしまい、体の深部まで温めることはできません。
1秒間に数百万回のミクロマッサージ効果
1つのプローブで1MHz・3MHzに対応。プローブの中の結晶体を伸縮させることで「圧電効果」による音波を発生。
1秒間に100万回(1MHz)/300万回(3MHz)の高速度ミクロマッサージにより、深部に直接刺激を与えることができます。
超音波療法の臨床例
- 肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)・テニス肘・ゴルフ肘・バネ指・腰痛・坐骨神経痛
変形性膝関節症・足関節捻挫・靭帯損傷・軟部組織損傷等
幅広い組織の消炎・鎮痛・機能改善ができます。 - 関節・筋肉・靭帯等の疼痛(痛み)の緩和
- 関節・筋肉・靭帯等の拘縮の改善
- 腫脹(腫れ)・浮腫(むくみ)の除去・血流改善
日常生活におけるケガや痛み
腰の痛み
長時間同じ姿勢でいて、急に筋運動を行った場合。
継続的な運動により腰・背部の筋疲労・筋緊張から除々に痛みを感じる。
疼痛を緩和させるために初期は安静・冷罨法・様子で固定(コルセットなど)
数日経過後、温罨法・ストレッチ・マッサージなど
※コルセットの長期使用は、筋を硬縮させ筋力の低下を招く。
腰椎椎間板ヘル二ア
ヘル二アとは、飛び出るという意昧です。
椎間板が飛び出て神経を圧迫する。
肉離れ
ウォーミンクグアッブが少ない状態で、筋肉に柔軟性が無い時、急激な筋収縮力や伸張力が働いた場合に発生する。
- 大腿四頭筋(大腿直筋・中間広筋・外側広筋・内側広筋)
- ハムストリングス(大腿二頭筋・半健様筋・半膜様筋)
- 下腿三頭筋(腓骨筋・ヒラメ筋)
損傷部の圧痛、軽度の腫脹、皮下出血受傷後、すぐに冷罨法をする。
末梢から中枢に向かつて圧迫包帯を2~3日位
足関節の疾患
内返し捻挫(外くるぶし周囲に疼痛)前距腓靭帯・踵腓靭帯・後距腓靭帯の損傷
※一般的に多い損傷
外返し捻挫(内くるぶし周囲に疼痛)
三角靭帯・脛腓靭帯の損傷※骨折する場合が多い
足の骨の痛み
- 原因
-
- 充分な基礎体力トレー二ングを積まずに、急激にトレー二ングの強度を高めすぎた場合。
- 走る場所(土の上・路面)
- シューズについてトレー二ング時には、トレー二ングシューズ足にあったシューズを使用しているか。
型崩を起こしていないか。(かかとの部分を踏んで変形していないか) - 傷害を受けた後、早く競技(練習)に戻りすぎた場合
- ストレス=繰り返し同じ場所に力が加わる。
- 症状
- 疲労骨折はランニングやジャンブのような体重を負荷する活動を増やしていくことにより痛みが徐々に出現してくるのが特徴である。
- 予防方法 やるべきこと=してはならないこと
-
- 足底部の筋肉疲労が出ている場合は、練習量を減らすことが重要である。
- 痛みに耐えられるのであれば体重を負荷しての練習(ランニング、ジャンブ)は続ける。痛みが強くなるようならば中止すること。
- 練習後の20分程度の冷却(アイシング)
- シューズ、等への足底板(中敷き)
※冷罨法と中足部の包帯固定(安静と圧迫)を4〜12週間行う。
スポーツ外傷
痛みを和らげ、出血・浮腫による腫れを抑え、患部の安静を保つ。痛みの存在は運動機能を抑制し能力低下をもたらす。過剰な腫脹は組織の脆弱化や治癒の遷延を招く。初期治療が予後を決定する。
トレーニングと意識
意義
トレー二ングとは、運動や環境に対する身体の適応性を利用し、身体の機能を高度に発達させる行為をいう。
目的
※健康保持増進を目的としたトレー二ング→適度な身体活動を規則的に実施する。
- 健康な身体の育成→スポーツ競技での積極的な運動
- 日常生活での習慣性→縄跳び・ウ才一キング・ジョギングなど軽い運動を日常生活で習慣的に行う。
※競技力の向上を目的としたトレー二ング
- 競技者として必要な墓礎体力
- 種目別に必要な体力の強化
調整力
調整力とは、神経の働きによって、運動中の敏捷性・バランス性、力の発揮や動作のタイミングを目的としたトレー二ング。特定動作にとらわれない運動プログラムに基づくトレー二ングが大切である。
リハビリテーション
リハビリテーション(rehabilitation)とは、再びの意昧を表す re とラテン語の habilitare(適合させる)という言葉の合併。
【定義】
『リハビリテーションとは、障害を受けた者を、彼のなし得る最大の身体的、精神的、社会的、職業的、経済的な能力を有するまで回復させることである。』
トレーニング意識
【運動と体力】
人間の日常生活は、身体の動き、すなわち身体運動によって成り立っています。
身体運動は、自分の生命を守るために必要です。
自分の生命を守り、自己の資質を育てるための運動を行う身体の能力を体力という。
体力を高めることによって病気や怪我を予防でき、病気や怪我による手術や治療に耐える力が増し、回復が早くなる。各種スポーツ活動、演劇や舞踏などの芸術活動などさまざまな身体運動を楽しむことで生活を豊かにすることができます。
【瞬発力】
スポーツには、瞬間的に強い力を発揮し、すばやく運動する能力を必要とすることが多くある。
最大筋力の約60%以下に相当する負荷を繰り返し行う。
注意することは、瞬間的にかかる大きな抵抗が筋や鍵にかかる負担が大きい。
【持久力】
運動を長く続ける能力を持久力という。
【柔軟性】
関節を大きく動かして、筋肉、腱、靭帯などを十分に伸ばす方法( ストレッチング)
※動的ストレッチングー弾みや反動を使う
※静的ストレッチングー自然な呼吸をしながら、心地よい痛み(ストレッチ感)を感じるくらいにゆっくり伸ばす。
伸ばした位置で20〜30秒間、静止状態を保つ。
柔軟性が高まることにより関節可動域が大きくなり、筋断裂などの怪我の予防になる。
【体力向上】
青少年期には筋力、瞬発力、持久力など総合的に高めることが望ましい。休息をとらないサーキットトレー二ング。
6〜12種類の運動を1サーキットとし、3サーキット連続に行う。
意識(メンタル)
メンタルトレー二ングとは心的・生理的抵抗を低減する事でメンタルエネルギーを湧かせ、潜在的ポテンシャルを発揮させる事を目的としたトレー二ング法です。
勝負の行方は、『いかに平常心で普段の力を発揮することができるか』という事にかかっています。
指導内容
- 本来の力を発揮させる一集中力トレー二ング法
- 競技のコツを伝授ー肉体的コントロール法
- 短期間での癖や弱点を改善ーイメージトレー二ング法
- 筋力・柔軟性のアップ一意識コントロール法
- 緊張の緩和一リラクゼーション法
- 本番をベスト状態で望む-コンディショ二ング法
- 願望達成(自立・モチベーションの向上)ーー目標設定法
- 意識レベル・人間性を向上一心のエネルギ-創生法
自信と結果が精神を向上させ個人の器を大きくする。
【WHO 健康の定義】
健康とは、単に疾病や虚弱というだけではなく、精神的にも社会的にも充実した状態を言う。
練習や試合以外の時間、規則正しい生活(食生活・睡眠・職務・学業など)が心身ともに人格を育成し競技の技術向上につながることを教育していただきたい。
交通事故施術について
交通事故施術とは、一般的に交通事故が原因のケガ(骨折、脱臼、捻挫、打撲)及びケガに伴う痛み(むち打ち症、腰痛、手足の障害、痛み、だるさ、不快感等)の施術のことを指します。主に自賠責保険による治療のことをいいます。当整骨院では、交通事故が原因の様々な症状でお悩みの方、また、治療を受けているが、思ったように治らなくて困っている方々のご相談に応じております。
※交通事政の場合、自賠責保険により治療費が出るので、治療費や診断書料の負担がありません。
交通事故では、日常のケガでは傷めないような部分もダメージを受けることが多く、放置すると痛みや機能障害、2次的障害(頭痛・肩こり・腰痛・関節痛)へと発展することもあります。そうならないためにも、早期の適切な治療と、症状が完治するまで、きちんと通院される事をおすすめします。治療はちちろん、交通事故に逢ったけど何をしていいか解らない。保険会社への手続きが不安。などの問題を丁寧にご説明させて頂きますので、是非ご相談ください。
交通事故による施術を受ける手順
- 電話
まず相手先の保険会社の担当の方に、当院で通院する旨連絡を入れてください。 - 来院
受付時間でしたらいつ来院されてもかまいません。
初めての来院時には連絡を頂けると受付がスムーズです(保険会社から連絡が直接きます) 。 - 問診による事故状況と症状の確認
最初に症状、経過をお聞きし当院の治療法についてご不明な点などをしっかりとご説明致します。
問診結果の症状に合った治療法で、患者様に負担がかからないよう治療を進めていきます。 - 施術と経過についての計画
日常生活での注意事項や自宅で出来る運動療法などをアドバイスします。
交通事故にあった場合何より大切なのは、早めの治療により後遺障害を残さないということです。
治療を受ける場所は保険会社ではなく、ご自身で自由に選択できます。
交通事故が起きた場合(事故現場での対応)
- 安全な場所に車を止める。
- 相手、自分にケガがないか確かめる→ケガがある場合は→119番
- 110番する→必ず警察を呼び当事者同士での現場での約束や示談はしない。 →痛みがあれば、その旨を警察に伝え人身事故扱いにする。 (この際、必ず整形外科などでレントゲンを写しご自身の診断名を覚えておいてください)
- 保険会社に下記のことを伝える
- 事故の日時、場所
- 相手の住所、氏名、TEL、車名、ナンバーなど
- 事故の現状
- 届出警察署
- 痛みがある場合、後から痛みが出てきた時は保険会社に治療を受けたい旨の連絡を入れる。治療する医療機関が決まり次第再度保険会社に連絡。
※整骨院では交通事故による(自賠責保険、任意保険)による施術が受けられます。
※最初に整形外科等病院に行って診察を受けていても、整骨院での施術に変更することは可能です。
また医師の許可があれば両方に通院も可能です。
その他
交通事故の治療期間
交通事故でケガを負ったら症状が完治するまで、しっかり治療をすべきですが、治療期間と慰謝料には限りがあります。
治療期間が長くなるほど、月ごとの慰謝料の金額も逓減していきます。
また、治療効果が見られないまま延々と治療を継続することはできません。
交通事故の治療期間は大体3ヶ月-6ヶ月程度なので、一向に症状が改善されず長期にわたれば、医師が「症状固定J と判断し通院は打ち切り、残った症状は後遺症と考え、後遺障害等級認定申請をすることになります。また、「症状固定」をすると治療期間が確定され、以後の治療費は基本的に請求できなくなります。
ただ、この判断はあくまでも医師がするもので、保険会社がするものではありません。
治療途中にもかかわらず、保険会社から「そろそろ治療を打ち切れないか?J などと話してくることがあります。これは、あくまでも保険会社側の都合なのでこれに従う必要はありません。
安易に治療を途中で中断して、「やはり具合が悪い」と再度治療を始めても事故との因果関係が証明しにくくなるので注意が必要です。